2017-12-15
1141) 職業紹介優良事業者認定審査
我が社が業としている「有料職業紹介事業」は国の許認可事業である。国で定めた各種の許可基準を満たして許可を受け、その後も最初は3年後、次回からは5年毎に許可更新を続けなければ事業を継続することが出来ない。これは人材紹介事業が極めて公共性の高いものであることによる。
数年前から、さらにその上に「職業紹介優良事業者認定」制度というものがスタートした。多方面に亘って細かく定められた認定基準(許可基準よりさらに高くて細かい基準)を満たした事業者を「優良事業者」として認定し、人材紹介事業の質をさらに高めようとするものである。
認定を受ける義務はないが、認定されれば、名刺やパンフレット、ホームページ等にそれを表示することが出来、それによって会社の信用度、信頼度を高めることが出来る。今年度、当社もこの認定に挑戦することにした。
昨日は国の委託を受けた某審査機関による、認定審査の日だった。午後一杯かかって、2人の審査員が細かい書類の中身にまでわたって調査して帰った。日常、基準に沿った業務運営がなされているかのチェックである。
審査員は現職の弁護士と元大手人材会社のベテラン幹部という豪華な取り合わせだった。審査の結果、当社の実態が審査員にどのように映ったかはわからない。最後にさらりと聞いてみたが3月の最終発表まで口外してはならない決まりだという。
あと3ヶ月、良い結果を信じて、審査機関からの通知を楽しみに待つことにしよう。
仕事の合間、合間に、審査に向けて色々と準備してくれた社員のみなさん、ご苦労さんでした。ありがとうございました。 (2017.12.15)