2023-10-06
1352)フレイル予備軍
「健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味し」「多くの人は、フレイルを経て介護状態へ進むと考えられている」とある。加齢で筋肉量が落ちていることとも関係するようだ。要するに介護予備軍だ。
ここで言葉の定義を書こうとしているのではない。自分の最近の状態こそが、フレイル状態そのものではないかと恐れているのである。歩行速度は目立って遅くなった、握力が低下してペットボトルの蓋を開けるのに苦労する、朝ベッドから下りるのに脚がたたずによろける、等々。
一番困るのは、立ったり座ったりが容易でないことだ。私はこれまでの日常生活で、食事するのも本を読むのもテレビを見るのも、座卓で過ごしてきた。ところが最近、立ったり座ったりが困難になってきたのだ。物にすがって掴まり立ちしないと立ち上げれない。それすらも自分の体重を持ち上げるのに四苦八苦、大変な苦労をしている。立ち上がった後もしばらくは動けない。よろけてテーブルの角で頭でも打ったら大変なことになると、恐怖心とともに立ったり座ったりしてきた。
最前の日曜日、思い立って家具の配置換えをした。座卓を仕舞った。テーブルの上の雑多なモノを片付けて、椅子に座って食事ができるようにした。椅子生活への転換だ。効果てきめん、朝晩の動きが非常に楽になった。億劫がらずにもっと早く思いたてばよかった・・と反省しきりである。
しかしだ・・・毎日楽をしていると脚の筋肉がますます痩せ細るのかも(?)と別の心配もしないではない。
(2023/10/06)