2023-12-05
1386)妻の転居
12月2日(土曜日)
妻が5年間もお世話になったグループホームが、人手不足から閉所するというので新たなホームに転居した。妻は異常を感じてか、移動中の車の中ではしきりに歯ぎしりを繰り返していたが、新しい部屋に着いた時には、すっかり疲れた様子だった。見かねた介護士さんが車椅子からベッドに横たえてやるとそのまま寝込んでしまい、入所の手続きを済ました私が帰る時もぐっすり眠っていた。
その後の様子が気になって、日曜、月曜と、何度か電話で様子を聞いているが、落ち着いて生活しているとのことでホッとしている。
12月3日(日曜日)
明日の粗大ごみ処分日に合わせて古いベッドを棄てることにした。夫婦が約50年使ってきた木製、畳敷きのベッド2台である。一人では部屋から出せないので、町内会の「ちょこっと応援隊」に依頼した。顔だけは知っている近所のお年寄りが5~6名やって来てあっという間に運び出してくれた。応援隊の仕組みは知らないが、老人会に属するボランティアの助け合い組織のようだ。
12月4日(月曜日)
ガレージに出しておいた粗大ごみは、大型のゴミ収集車がやってきて、ガラガラ音を立てながら粉砕して持ち去ってくれた。
午後からは、妻が使っていた介護用ベッドが今までのグループホームから届いた。新しいホームには備え付けのベッドがあって不要になったためだ。今夜からは私が使うことになる。介護用のベッドを使うけれど、自分自身が介護の状態にならないように願っている。
(2023/12/05)