2023-12-07
1388)樹木希林
書名のとおり、事のなりゆきにまかせ、こだわらず、自然体で生きてゆく彼女の生き方が、折々に発した彼女の言葉で綴られていた。その短い言葉の数々には共感する部分が多かった。『第1章 生きること』の中から、目についた表題のいくつかをあげてみる。
・人生なんて自分の思い描いた通りにならなくて当たり前
・絶対こうでなければいけないという鉄則はない
・欲や執着があると、それが弱みになって、人がつけこみやすくなる
・『きょうよう』があることに感謝しながら(今日、用がある)
・楽しむのではなくて、面白がることよ
・「もっと、もっと」という気持ちをなくすのです
(2023/12/07)