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てげてげブログ
2023-12-08

1389)忘年会

 今日は終業後、会社の忘年会が予定されている。育児休業で休んでいるYさんも忘年会には出てくるという。また非常勤で日頃は会社にいらっしゃらない監査役にも出席してもらえるらしい。さらに入社したばかりのOくんも忘年会初参加だ。(実はOくんの歓迎会も兼ねているのだが、そのことはひとまず置いておこう)

 みんなでおおいに食べて、飲んで、楽しく、面白く、賑やかに過ごしたいと思う。ただし二日酔いにならない程度に抑制しよう。


 ふと、忘年会という言葉の成り立ちに疑問を持った。忘れなければいけないほどにこの1年が辛かった、苦しかった、悲しかったという前提があるのだろうか、と思ったのである。ネットで忘年会を検索してみた。次のような説明がされていた。

 『 忘年会とは、一年間の苦労を労うために年末に開かれる宴会や食事会のこと。飲食しながら、打ち解けた雰囲気で一年間の出来事や反省を話し合う。お互いを労い、大変だったり苦労したりしたことを忘れて、新たな気持ちで新年を迎えるための行事である。』

 『 忘年会の起源は、鎌倉時代に始まった「年忘れ」という会であり、これは武士や貴族が集まって連歌という和歌を詠む会だった。現代のように宴会をする忘年会が生まれたのは江戸時代で、これが一般庶民にまで広まったのは明治時代になってからである。』


 ネットの解説から推してみても、一年間を振り返ると、やっぱり良かったことよりも、苦労したことの方が記憶に残るということのようである。

 ともかくも、長いこと上流階級の楽しみだったのが、明治時代になって漸く一般庶民に拡がったという忘年会である。今夜はこの一年間の苦労を忘れて新たな気持ちで新年を迎えることにしよう。

                (2023/12/08)

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