今年も、早くも確定申告の季節がやってきた。前回の申告はほんのこの前だったような気がする。もう1年が経ったとは思えない。

　昔は税務署に出向き、手引き書と睨めっこで、四苦八苦しながら自分の手で申告していた。歳をとり、自分でやるのが面倒になった。税理士の先生にお願いし始めてからもう10年くらいにはなる。おかげで楽になったが、先生にお願いしていると言っても、算定の基礎になるデータはこちらで揃えなければならない。当然の作業であるが、その作業すらも近頃面倒に感じるようになってきた。

　給与や年金や保険料に医療費等々、税金に関係しそうな書類、文書はこの1年分、何でもかんでも一つの蓋つきの籠に放り込んである。これらの書類を仕分けして先生に渡さなければいけない。面倒だが、その作業にそろそろ取り掛からねばならない。

　税金の納入はわかりきったことながら国民の義務、それにしても税金を納めるというのは面倒しい、ことだと思う。

　　　　　　　　　　　　　　（2024/01/22）