2024-03-12
1447)歩く姿
前屈みの姿勢。小股でちょこちょこした脚の運び。曲がったまま伸びない膝。いかにも老人の姿そのものだ。意識して膝を伸ばして歩いてみると我ながらカッコイイと思う。しかし長くは続かない。数分もすると元の木阿弥、老人歩きに戻っている。
最近、発見したことがある。テレビで見たアメリカのバイデン大統領が私とそっくりの歩き方をしていた。大統領は81歳だという。私と同じ年齢だ。彼も自分の老化現象を歯がゆく感じているに違いない。もしかしたら私と同じパーキンソン病かもしれない。それにしては、である。
大統領職というのは大変な激務であろうと想像する。4年任期のその大統領職にこれから挑戦するというのである。任期が終わるころには85歳だ。生きていたとしても、その頃には歩く姿はもっと歪になり、さらには歩けなくなっているかもしれない。
その意欲には恐れ入るしかない。しかし、やるからには、年寄りの功を発揮して、平和な世界の実現に尽くして欲しいものである。今日は自分の歩行姿勢のぼやきのつもりがえらく大きな話に飛んでしまった。
(2024/03/12)