昨日、いつもの時間に退社してJR小倉駅に行った。改札口付近は通常よりも少し多い乗客で混雑していた。かまわずに入場してホームに行くと、ホームには30分ほど前の電車がまだ発車せずに停車していた。どうやら近くで停電事故があったようだがよく判らない。じきに復旧するだろうと考えて発車を待った。

　詳しい状況も分からぬまま、ほどなく「停電事故のため終日運休します」という構内放送が聞こえてきた。仕方なく電車を降り、会社に戻って持参していた荷物を置き、かわりに置き傘を携えて市営バスで帰ることにした。予想通りバス乗り場には長い行列が出来ていた。

　バスに乗れた時は当初予定のJR発車時刻より1時間半も遅くなっていた。しかもバスはJR不通の影響で超満員。その上座ることも出来ずに立ちっぱなし。1時間半かかってようやく自宅近くのバス停に着いたものの、着いた時間には土砂降りの雨が降っていた。会社から持ち帰った傘が役立った。くたくたで家に着いた。

　今朝の新聞で昨日の事故のことが報じられていた。私が小倉駅に着く40分ほど前のこと、小倉～折尾駅間で架線の破損事故が発生し、それが原因で停電になったために一時不通になったものらしい。事故が発生したらいつも思うことだが、ＪＲは利用者にもう少し詳しい事故の状況を、時々刻々知らせることが出来ないものだろうか。

　　　　　　　　　　　　　　（2024/03/13）