「高齢者孤独死　推計年間6.8万人」というニュースが目に付いた。今年1～3月の政府の調査で65歳以上の高齢者の孤独死・孤立死が1.7万人にのぼったという。年間ベースに置き換えると6.8万人になる。誰にも看取られず、独りで亡くなった老人が年間7万人近くに達するということだ。

　私がその一人にならないとは言い切れない。実際に独りで暮らしていると、時々、不安に思うことがある。家の中でフラッと倒れたらどうなるのだろうか？誰にも気付かれずに何日間かが経過するかもしれない。

　たまに気が遠くなる癖のある私にとっては笑えない心配だ。特にお風呂に入る時は要注意だ。素っ裸で倒れていたら目も当てられない。

　そんな事態が訪れる前に、早く老人施設に入ってしまうのが利口なのかもしれないが、さて、その踏ん切りも付きかねる。

　　　　　　　　　　　　　　　　（2024/05/14）