昨日までの3連休はスポーツ観戦に埋没した3日間だった。

　アメリカメジャーリーグでは大谷選手が連日人間離れの大活躍を披露した。ホームランは53本に、盗塁は55に、打率は3割超にまで記録を伸ばした。何処まで記録が伸びるのか楽しみだ。打率が3割をキープできれば、ホームラン、盗塁、打率のトリプルスリーも成し遂げることになる。人間離れの活躍だと解説者もスポーツ記者も大騒ぎだ。

　大谷選手がでかすぎるので、その影に隠れてしまっているが、今中選手や、ダルビッシュ選手や、鈴木選手や、吉田選手も大活躍している。日本人の野球のレベルも高くなったものである。

　メジャーリーグでの日本人選手の活躍に話題を奪われて影が薄くなった感のある日本のプロ野球だが、ソフトバンクホークスがパ・リーグの優勝を決めた。これからセ・リーグの優勝も決まり、日本一に向けての闘いが繰り広げられる。こちらはこちらで楽しみだ。

　大相撲では入門数場所で、まだ髷を結えない大の里が優勝した。大の里は来場所大関昇進が確実になったが、大関どころかその先の横綱への期待が大きい。これまで横綱はモンゴル人の指定席みたいになっていたが、大の里は久方ぶりの日本人横綱、しかも強い日本人横綱になりそうな予感がする。

　スポーツは世の中の争いごとも、悩みも、辛さも忘れさせ、熱狂させ、平和な気分にさせてくれる。

　　　　　　　　　　　　　（2024/09/24）