運転免許証を返上してから、通勤その他移動の際はもっぱら北九州市営バスを利用している。その市営バスの運行に関して、最近感じていることがある。

　運行時刻のことである。数年前までバスの運行時刻はあてにならないものだと思い込んでいた。時刻表と実際の運行には大きなずれがあるのが当たり前だと思っていた。時刻表の時間より、15分や20分遅れるのは普通のことで、雨の日などはさらに遅れていたという印象がある。

　ところが、いつの頃からか、バスがほぼ時刻表の通りに運行されている実態に気付いたのだ。ほとんどの便がせいぜい2～3分のずれでおさまっているようだ。5分も遅れるバスは滅多にない。時刻表より早いという便はない。今日も時刻表通りにやってきたバスに乗って出勤した。

　渋滞等の交通事情も改善されているのだろうが、バスの運行にも色々の工夫がされているのだろうと推察する。運転手さんたちの意識の問題もあるのかもしれない。なかには、停留所に着くたびに「〇分遅れの到着でございます」という車内放送をしてくれる運転手さんもいる。

　時刻表の通りにバスが来るというのは、予定がたてやすいし、非常にありがたいことだと感謝している。

　　　　　　　　　　　　　　　（2024/10/02）