2024-11-13
1588)見舞い
こちらからは孫の結婚式に行ったこと、もうすぐ特別養護老人ホームに移ること等、最近の出来事をいろいろ報告するが、彼女がそれを理解できているとは思えない。認知の機能が確実に衰えているのは素人目にも明らかだ。
身体の方は、何処か悪い所があるという話は病院からは聞いていない。また何処かが苦しいとか痛いといった様子も見えない。ただ、常時じっと寝ているだけである。自らの意思で身体を動かすことはない。
妻の昨日の様子である。毎週見舞いに行っている。しかしなんにも理解できていない様子の妻と対面していると、面会の制限時間が過ぎて帰る頃には、なんともせつない気分に陥ってしまうのだ。
(2024/11/13)