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てげてげブログ
2025-04-24

1993)経年劣化

 誕生日が目の前にせまった。もうすぐ83歳になる。よくも長生きしたものだ。乳飲み子の頃から病弱だったらしい。入院を繰り返し、奇跡的に助かったのだと母親からよく聞かされたものである。その後も病院通いは続き、就職してからでも何回も入院した。その私がもうすぐ83歳になる。生来が弱かった身体である。加えて、経年劣化が進んだので、あちこちの身体の構成部品にガタが来ている。


 首から上だけみてもそれが顕著だ。まず目である。最近遠くを見ても、近くを見ても、綺麗に像を結ばない。二重三重になり、ぼんやり見える。信号機もぼんやり見えるのでよくよく見極めないと危険である。近くはパソコンの文字がはっきり見えない。数年前にすでに白内障の手術は済ませたし、次はどんな打つ手があるのだろうか。


 次に歯である。上の奥歯が右も左も痛くて、物がよく噛めない。食事の度に噛まずに飲み込んでいるから身体にいいはずがない。歯医者には通っているが抜歯する以外に手がないようだ。


 耳。生来難聴気味だったが、最近はとみに進行したようだ。会議やミーティングの際、人の話がよく聞き取れない。聞き返すのも度重なると迷惑をかけそうなので、最近は分からないままに済ませてしまうことが多くなった。


 鼻。匂いがよくわからない。実生活ではあまり支障がないので、匂わないままですませている。


 脳味噌。これは問題である。人の名前が思い出せない。言葉が思い出せない。思い出しにくい名前や言葉には傾向があるようで、同じ場面でつっかえる。最近は、行動を開始した後で、何をしようとしていたかを忘れてしまう、という現象も表れ始めた。認知症への道をひたひたと進んでいる途中なのかもしれない。


 神経。ドーパミン不足に伴うパーキンソン病については今日は触れないでおく。

                 (2025/04/24)

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