今日は午前中会社を休んで、病院でMRI検査を受けた。この検査、そもそもはと言えば、数年前というか10年近く前に起こした私の事故が発端で始まった。

　まだ元気だった妻と一緒に、スーパーマーケットで買い物をしていた時のこと、意識がすーっと薄れ、気を失って倒れたことがある。救急車で病院に運ばれ、色々と調べられたが原因はわからなかった。

　その時、脳血管にこぶが出来ているのが見つかり、将来破れる可能性があるということで、毎年経過を診ることになった。それがこのMRI検査である。このところずっと「こぶに変化はない」という診断結果を聞いてきた。

　前回は私の方から「変化がないなら、もう無罪放免になりませんか？」と申し出たが、先生は「もう少し診てみましょう」と慎重だった。その先生は病院を変わられたということで、今日は若い女医さんだった。その女医さんの方から「まだ続けますか？」と言ってくれた。「もういいんじゃないでしょうか？」「そうですね、私もそう思います」ということで、今回をもってMRI検査卒業となった次第である。あの先生、若いけど名医じゃなかろうか、と自分勝手な解釈をして私は喜んでいる。

　　　　　　　　　　　　　　　（2024/05/27）