今日は午後から、安川電機陸上部の50周年祝賀会に出席する。先日案内状をもらった時、あれからもう50年になるのかと時間の経過の速さに驚いた。

　陸上部誕生の1年位前だっただろうか、居酒屋で一杯やりながらだった。当時の総務部長から「陸上部を作ろうと思うのだが、どう思うか」と、聞かれて即座に大賛成の意思を伝えたのを覚えている。当時会社は人員整理をするほどの業績不振に苦しみ、従業員の士気も沈滞している時期だった。陸上部は従業員の士気高揚を狙っての施策だった。

　はじめの1～2年は社内のランニング愛好者を集めた程度の陸上部で、たいした成績は残せなかった。しかし高校や大学の有力な駅伝選手を勧誘して入社させ、急速に強くなっていった。全国実業団駅伝（現在のニューイヤー駅伝）では3位に入賞したこともあった。個人競技のマラソンでもオリンピックで入賞するような、立派な成績を収める選手が出た。当時、開催地まで出掛けては、応援に熱中したものだった。

　今日の祝賀会には150名ほどに案内状を出しているとか耳にした。どんな人たちが集まるのか知らないが、懐かしい顔にお目にかかれることだろう。楽しみだ。昔話に花を咲かせてきたい。

　　　　　　　　　　　　　　　（2025/09/10）