2009-02-02
33)雑誌Will 2009.2.2
過去には『文芸春秋』を定期的に読んでいた。『中央公論』も読んだ。『諸君』や『正論』も相当読んだ。学生時代には格好をつけて『世界』を読んでいた。
Willは桁違いに面白い。どの雑誌にしてもそうだが、興味をもつ記事があっても、中にはタイトルを見ただけで読む気の起きない記事がいくつも混じっているものだ。Willはそれが少ない。どの記事も読者を飽きさせない。「そうだ、そうだ」と手を叩きたくなる記述があふれている。筆者が誰にも遠慮せず、本音を書いている気がする。対談も本音で語りあっている気がする。そしてあまり難しくない、堅苦しくないのがまたいい。
来月からしばらくはWillを購読することになるだろう。活字離れの世の中にあって、雑誌類の将来は決して明るくないと聞く。Willには是非とも頑張ってもらいたい-----これまでWillの存在を知らなかったことをお詫びしつつ、遅ればせながら応援歌を贈ります。