2009-03-17
45)身近な春 2009.3.17
春。私は今日からコートを脱いだ。恥ずかしながら冬には一日とて手放せない(身放せない?)ズボン下も脱いだ。机に向かっていると、足元が少しスースーした感じがするものの、春になった気分がして心地よい。
春。人の動きも活発になってきたようだ。我が社の営業マンの目が輝いてきた。職を求める人々の希望を聴き、相談にのり、お手伝いをし、そして人材を求める会社や団体を探し、その人に最適と思われるところを紹介する。結果、両方に喜ばれる。営業マンにとってそれは何物にも代え難いやりがいである。春は、そんなやりがいを最も感じさせてくれる季節でもある。
春。昨日から我が社にも新人が一人入社してきた。コンピューターの専門学校を今春卒業したSくん。少しはにかんだような笑顔が人懐っこい、好青年である。先輩に仕事を教えてもらいながら、「はい」「はい」と答える返事が初々しい。仕事を覚えて、早くひとり立ちして、強力な戦力になってくれることを願っている。
春。ビルの窓から。丸裸になっていた街路樹の芽が膨らみ始めた。ビル前の植え込みには水仙が美しい。今年は桜の開花が早いという。そして彩とりどりに新芽が萌えあがるのも間近。生命の豊かさを感じる春、不景気の風をぶっ飛ばしたいものだ。