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てげてげブログ
2009-03-06

43)生き方 2009.3.6

 本屋をぶらついていて、ふと目に付いた一冊の本。
 『 がんばらない生き方(池田清彦著) 』、 まずその題名に気を引かれた。
 本のサブタイトルには 『 「だましだまし」「ほどほど」「いいかげん」「肩肘はらず」に楽しく生きる52の提言 』 とある。
 また表紙をめくると 『 どこか「生きづらい」世の中を、ほどほどに、楽しく生きるためには? 』 ときた。
 帯には 『 「正義」と「がんばり」を手放せば、人生はもっと楽しくなる! 』 と謳っている。
 目次を見ると、そこにも刺激的な見出しが躍っている。
     〇「先が見えない」ことを楽しむ
     〇「自己責任」なんて気にしない
     〇倒産はあたりまえのこと
     〇仕事は「楽しくない」方がいい
     〇欲望は簡単に満たさないほうがいい
     〇何事も「いいかげん」で止めておく
 どこか自分のフィーリングに合うような気がして購入した。
 以下はその中の一節、 『 仕事は「楽しくない」ほうがいい 』 の冒頭部分。大学生の就職活動の相談を受けながら、私自身が時々感じていることでもある。
                          ★      
 仕事でがんばり過ぎないためには、やや極端な言い方をすれば、その仕事は楽しくない方がいい。
 しかし最近は、若い人たちを中心に「仕事=楽しくなくてはいけない」といった価値観が広がっています。また「自己実現」とか言って、仕事に自分の人生を重ね合わせ過ぎる風潮も高まっています。
 でも仕事なんて本来、そんなに楽しいものではありません。また、仕事が「単なる収入源」でしかなくても、何ら問題はないと思います。従って、新卒採用の際にたまたま受かった会社に就職し、その会社で(しかたなく)働き続ける人生でも、一向にかまわないのです。
                          ★
 もう少し気楽に、楽しく、就活に臨んだら(?)
             

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