2009-04-06
52)5分と5時間 2009.4.6
九州支部では、九州全県で8つの教室を開講し、317名の受講生がこれからの7ヶ月間、合計169時間(理論講座48時間、カウンセリング演習81時間、在宅研修40時間)の講座に取り組むことになります。
その開講式と第1回講座が各地の教室で開かれました。支部の副支部長を勤める私には、大分教室と北九州教室での開講挨拶の役割が割り振られました。大分は遠方です。土曜日、9時からの開講式に間に合うように早起きして、妻に駅まで車で送ってもらって、特急電車で駆けつけました。そして割り当ての5分間の挨拶を予定通り済ませました。5分間のために往復5時間以上を費やしたことになります。
鹿児島や宮崎の教室を割り当てられた人は、もっともっと効率の悪い思いをしたことでしょう。費用的にも、時間的にも壮大な無駄をしているような気がしないでもありません。しかしセレモニーとしては、そして形を整えるためには、一見無駄と思えるようなことも必要なのかもしれません。
せめて-----5分間の短い挨拶の中で、受講生のこの講座に対する期待や意欲を掻き立て、これからの講座の運営にプラスの効果を及ぼすような、そんな感動的ないい話をする能力があれば、その分いくらか気が楽になれるのでしょうが-----。
いかんせん、そんな力を持ち合わせてはおりません。