2009-11-12
105)整形手術 2009.11.12
それらの事件の結末もつかないうちに、今度は殺人容疑者の整形逃亡劇の報道ラッシュ。顔を整形しながら、2年数ヶ月に亘って逃亡を続けたあげく、整形した顔を一般公開されてついに逮捕された。福岡にもしばらく滞在していたらしい。
本来とは別人のような顔になっていたが、それでもなお化け足りないと考えたのか、さらに整形手術を受けたのが仇になり、通報されて逮捕劇に繋がった。てげてげのところで満足して最後の手術を避けていれば、今でもまだ逃亡劇は続いていたのかもしれない。
女性の場合、美しくなりたい一念から整形手術を受けるのだろう。犯罪者の場合は、醜い顔に作り変えてでも逃亡したいと思うのだろうか。
神経を張り詰めた状態で2年以上も逃げ回って、心身ともにさぞかし疲れていたはずである。本人も捕まってほっとしているのかもしれないし、ご両親もほっとされていることだろう。
この事件で驚いたことがある。一つは公的な懸賞金制度があるということ。お尋ね者の懸賞金というのは、昔の西部劇の話かと思っていたが、日本にはいつごろ出来たのだろうか。今回は通報者の貢献度に応じて、懸賞金の1000万円が分配されるらしい。
福岡市だけでも美容整形をする病院が90数箇所あるというニュースにも驚いた。医者不足が騒がれているこの時代に、である。それだけ需要があり、カネになるということだろう。どうも気軽にそして手軽に整形手術が出来る世の中になっているようだ。これから似ても似つかぬ親子がどんどん増えてくるのかもしれない。