1. 薬剤師の求人・転職TOP
  2. てげてげブログ
てげてげブログ
2010-03-11

146)外国人参政権 2010.3.11

  永住外国人に参政権を付与すべきか否かの議論が盛んになってきました。民主党、社民党、公明党、共産党等が賛成しており、国会議員の数の上ではいつ実現してもおかしくない状況になってきたようです。
  民主党は当初から党の基本政策に参政権付与を掲げていながら、この前の衆院総選挙に当っては、国民の間に反対の多いこの問題を、マニフェストから意識的に外したと外部から批判されています。しかも党内には公然とこれに反対する議員も多くいるようですし、連立を組む国民新党ははっきりと反対を唱えていて、数の上で考えるほど単純にはいかないようです。

  私の意見は単純そのものです。参政権は国民の権利です。参政権が欲しいなら日本の国籍を取ればいいじゃないか、と思うのです。何らかの未練があって国籍は母国に残したまま日本の国籍は取りたくない、しかし母国の参政権ばかりでなく日本の参政権も欲しいというのは、ムシが良過ぎやしませんか、と思うのです。政治的に難しいことは分かりません。
  現に日本の国籍を取り、国会議員になって活躍している外国人が何人もいるじゃありませんか。事業仕分けで一躍有名になったあの連坊さんは、たしか台湾人だったはずです。

  さらに言えば、地方選挙の選挙権だけなのだからいいじゃないか-----というごまかしが気に入りません。参政権というからには、選挙権・被選挙権・地方選挙・国政選挙、一体のものであって、そこに、ここまでならよかろうと線引き出来る合理性があるとは思えません。合理性のない線引きはいつかは崩れます。蟻の一穴という言葉があります。子供は小さく産んで大きく育てよとも言います。将来、地方の選挙権の次には被選挙権、そして国政の選挙権、被選挙権へと拡大していくことが目に見えています。あげくの果ては、日本国籍を持たない外国人が国会議員になり、総理大臣になって日本の国政を担う----という漫画みたいなことにならないという保証が何処にあるのでしょうか。

  他にも気に入らないことが幾つかあります。
  民主党政権は、某国政府に既に参政権付与の約束をしているという話があります。こんな大事な問題を、国内で議論する前に外国に約束するなんてことがあっていいものでしょうか。
  小沢幹事長がこの問題に熱心だと聞きます。あの人が熱心だという事自体に不透明さを感じてしまう私がいます。あの国の人達に選挙応援して貰ったのだろうか、資金の提供を受けたのだろうか、そんな疑いを持ってしまうのです。
  政治に関してはあまり発言しないように心掛けてきたつもりですが、ついつい筆が滑ってしまいました。もうこの辺で-----。

>> ブログ記事一覧へ