2011-05-12
291)オーストラリア日記(その10)
早起きして、一人エコーポイントへ。霧のため何も見えず。
9:00 カトゥンバのコテージを出発。ブルーマウンテンズ観光。
エコーポイント
雨も降り出す。やはり全く視界がきかず。
シーニックワールド
レールウェイ
レールウェイで谷底に下りる。
切り開かれた岩の壁の間、急斜面を下りてゆく。スリル満点。園子が怖がる。
世界一の急勾配、最大傾斜52度を自慢する、もともとは石炭運搬用に作られたトロッコ電車。
ブッシュウォーキング
雨の中、売店で買ったビニールかっぱを被って、深い森の中を歩く。
道は板で綺麗に整備され、途中には、昔の炭鉱の遺跡も展示されていた。
ケーブルウェイ
上りはケーブルウェイで元の売店へ。
スカイウェイ(深い谷の上を水平に走るロープウェイ)
雨のため眺望は全くきかない。3姉妹も見えない。うっすらと滝が見えただけ。
スリーシスターズの伝説とその銅像
売店の前には3人の若い女性と、一人の老人(男)の銅像(裸像)がある。
アポリジニの昔話。
3姉妹として有名な3つの岩は、実は昔は人間で、3人の姉妹だったという。
なんとかという賢者が、3人姉妹を岩に変えてしまった。
理由は、他部族との戦争のおり、彼女たちを守る為だったとか。
しかしその賢者が戦争で死んでしまったので、誰も呪文を解けずに今に至ったという話。
とうとう3姉妹の姿を拝む
一向に雨は止まず、ブルーマウンテンの景観を見るのは諦めて、一度はシドニーに向かう。
ところが初が強く反対する。何につけ控えめな初が強い自己主張をするのは珍しい。
初自身は前に来た時に見たことがある。なのに3姉妹を見るためにもっと粘ろうと言う。
じーじとばーばにもあの景色を見せたいと思ったのかもしれない・・・。
それではと昼食をルーラの町のタイ料理店でとることにする。
そして・・・食事が終わって外に出ると、思いもかけず日が照っているではないか。
急いで、エコーポイントに後戻りする。
エコーポイントに着いても暫くは深い霧がかかっていたが、次第に霧が薄れ始め、
霧の晴れ間についにスリーシスターズの姿にお目にかかること、3度。
見晴るかす壮大なパノラマも素晴らしいものだった。
シドニー
その後、ブルーマウンテンに心を残すことなく、満足してシドニーに向かった。
夕食はシドニー港のレストランで。
肉のアラカルト料理をとり、初めてカンガルーの肉を食べる。
あっさりした牛肉風の肉で美味しかった。
オーストラリアでの最後の食事も楽しく終わった。
ホテルは以前に泊まったホテルに再泊。
5月1日(日)
4:30 起床してシドニー空港に向かう。
シドニー空港で別れを惜しんだ後、周・園子・初・雄に見送られて飛行機へ。
諸手続きを済ませ、シドニー空港 8:15発 のJL772便に乗り込んだ。
かくして浦島太郎のように、浮世を忘れて、楽しく過ごしたオーストラリアの旅は終わった。
周ちゃん、園子さん、初ちゃん、雄くん、お世話になりました。
心からありがとう。
(2011.05.12)