2011-05-11
284)オーストラリア日記(その3)
10.美人 若い人には美人が多い。小さい顔、高くて形のいい鼻、スリムな身体、長い脚。モデルにしたいような美人がごろごろ歩いている。肥満の中年女性とは好対照である。ブルーマウンテンズで昼食に入ったレストランでは、数人いたウェイトレスがみんな飛び切りの美人揃いで、後で話題になったほどだった。
11.学制 2人の孫は、現地小学校(プライマリースクール)の英語教室で学んでいる。色々な国から来た子供達が9ヶ月間英語を学び、10ヶ月目からは一般の教室に編入され、現地の子供たちと一緒に教育を受けるらしい。孫たちは6月から一般教室に移るとのことだった。下の孫は5歳、日本なら幼稚園の年長組のはずだが、現地では1年生になるらしい。なんでも4月生まれまでは上の学年になるとかで、しかも2月から新学期というから、既に孫は1年生である。
12.制限速度 車で走っていると道路の制限速度がくるくる変わるのが珍しかった。80キロ制限、90キロ制限、100キロ制限、110キロ制限と速度制限表示板がしょっちゅう変化する。道路の交通量や曲がり具合や街への遠近など、色んな条件が加味されているのだろう。街中では通学時間帯の通学路の速度制限が厳しかった。日本では10キロオーバーの運転は常識だが、息子はきっちりと制限速度を守って運転していた。
13.岩盤の壁 高速道路の両側にほとんど垂直な岩盤の壁がよく目に付いた。道路の両側に、あるいは片側に、高い、あるいは低い岩の壁が立っている。コンクリートで固めたような痕跡はなく、むき出しの岩の壁である。地層が美しい。シドニーの街の中、オペラハウスの近くでも同じような高い岩の壁を見かけた。この地域の地下は硬い岩盤で出来ているのだろうか。
14.アボリジニ オーストラリア大陸の先住民アボリジニ。独特のアボリジニ模様、アボリジニ芸術が美しい。買って帰ったお土産の大半はアボリジニ模様のものだった。またキャンベラの国立美術館の主たる展示物はアボリジニ展だった。ヨーロッパから移住してきた人達が、先住民アボリジニにどれほど酷いことをしたのかを知らない。今はオーストラリア政府もアボリジニ保護に相当の力を入れているようだ。
15.留守番 最後に日本のことである。家に2匹の猫を残していた。シロとトラ。2週間もの長い間、留守番出来るのか、一抹の不安を抱えたままだった。家中あちこちに水と餌とトイレを置いて出かけた。帰宅して玄関を開けたら、トラがニャーと鳴きながら出迎えてくれた。外に出ていたシロもすぐに帰ってきた。 (2011.05.11)
※※※次回から日々のオーストラリア日記を綴ってみたいと思う※※※