2011-09-16
321) 社員の採用
「かもしれない」というのは可笑しな言い方だが、
やっぱり、かもしれないのである。
我が社もそろそろ営業の陣容を強化する必要があるかな、
とはかねがね思っていた。
そんな折も折、某人材派遣会社の営業マンが訪ねてきた。
福岡県が「新卒者緊急就職応援事業」なるものをやっていて、
某社はその事業の受託企業なのだという。
その就職応援事業というのは------
過去3年以内の新卒者、第二新卒者を対象に、
約2ヶ月間、希望する企業で就業体験をさせ、
体験就業後、企業と新卒者双方が合意すれば、
その企業で直接採用するという制度である。
期間中の給与は全て福岡県が負担するのだという。
テンプ・ツー・パーム(紹介予定派遣)のテンプ部分の費用を、
福岡県が負担してくれると考えれば分かり易い。
面白いから、いい人がいたら紹介してくれと言っておいた。
そして紹介されたのは、今年3月地元の大学を卒業した女性である。
東京で就職していたが、給料遅配が続き、
会社の将来に不安を感じて退職したのだという。
感じのよい人物でもあり、本人も営業の仕事に意欲を示したので、
当社もこの「新卒者緊急就職応援事業」にのっかることにした。
10月3日には、彼女が初出社してくる。
私としては2ヵ月後、双方が相思相愛になることを望んでいるが、
人や企業には、相性があることだし、なんとも分からない。
だから「かもしれない」のである。
(2011.09.16)