2011-09-09
316) 孫の成長
宛名は嫁の字、本分は二人の孫の字、3人の合作だった。
上の孫は女の子、小学4年生、名前は初(うい)。
下の孫は男の子、小学1年生、名前は雄(ゆう)。
初の字が上手くなっているのに驚いた。
いつの間にあんなに上手くなったのだろう。
文章もよくまとまっていた。
雄の字は、天真爛漫、自由闊達に踊っていて、
判読に苦労していたのがついこの前の事。
それが苦労をせずに読めるまでにおとなしくなっていた。
二人は現地の学校に通っている。
家から一歩外に出たら、そこは英語の世界だ。
週に1日は日本人の補習学校があるらしい。
日本の文字に接するのは、その補習学校だけのはずだが、
それだけでこんなにも上手くなるものか。
いまだに稚拙な文字から脱皮できないジージとしては、
一枚の絵葉書が伝えてくれた孫の成長に、
感心することしきりだった。 (2011.09.09)