3月初めに始まってここまで7ヶ月間、
10月末で一つの役目が終わる。
（社）日本産業カウンセラー協会が開講する、
産業カウンセラー養成講座の実技指導者役である。

81時間にわたる面接実習での実技の指導と、
次々に課される在宅課題の添削を受け持つわけだが、
7ヶ月間の講座開講中は結構な負担となる。

当講座は、学者先生による心理学等の理論講義と、
面接実習、在宅課題の3本柱で成り立っている。
その面接実習と在宅課題を担当するのが、
協会によって認定された実技指導者である。

認定されるまでにも各種研修と認定試験があるが、
認定後も、研修、研修で鍛えられる。
11月からは、本格的な研修期間が待っている。

この役目、肉体的にも精神的にも決して楽ではない。
自主勉強会を含めて、費やす時間も半端ではない。

しかし老後の時間を持て余している私にとっては、
それはかえって感謝すべきことかもしれず、
さらには呆け防止の機能も期待できそうだし、
まことに有難い役目だ・・と思うことにしている。
　　　　　　　　　（2011.10.14）