2012-02-06
369) 身近なことども・・・その後
≪シロのこと≫
その後も食べたり、出したりとまずまず元気に生活している。体重を測ってみたら2.6キロだった。若い頃は6キロ半もある大猫だったのである。身体全体が昔のシロからは想像できないほどに小さくなった。地面に引き摺るように垂れていた腹は、ペシャンコになった。さすってやると背中も腰も、身体中の骨が掌にごつごつ触れる。
思い出したように台所やら洗面所やらをウロウロしながら、大きなどら声でミャーミャー鳴くという最近の行動変容はますますひどくなった。「トラを捜しているのではないか」という妻の推測は、今は確信に変わっている。そう思いながら「ミャーミャー」を聞くと思わず涙が出てくる。
≪孫の受験≫
東京の孫は、1月下旬から2月初めにかけて、私立や国立、合わせて5つの中学を受験した。結果は5勝0敗だったそうだ。「でかしたぞ」とすぐに電話をしてやった。
野球はどうするのかと聞いたら、最後に受験した第一志望校の合格発表の日に、公式野球リーグのチームに入団申込みをしたという。文武両道をめざすという。東京大学野球部のエースになりたいという、とてつもない孫の夢に向かって、孫なりに一歩ずつ近づいているのだろう。
こんなことを書くと、なんだか孫自慢をしている爺馬鹿みたいで恥ずかしい。
≪オーストライア帰還≫
インフルエンザに罹って東京で足止めを食っていた次男一家が、5日遅れでオーストラリアに帰ったという連絡が入った。孫たちは、早速今日から学校らしい。オーストラリアでは今日から新しい学年が始まるのだという。新学年初日になんとか間に合って一安心である。
≪倒れた後≫
突然の意識喪失、転倒のその後。かかりつけの主治医に相談の上、紹介状をもらって大きな病院で検査を受けた。MRI検査に、心電図、レントゲン等々。
可能性として4つだという。まずは一時的な脳梗塞等、脳からきた可能性。これはMRIを見ても脳の血管が綺麗なので可能性が薄い。次に循環器系統の異常からきた可能性。これも心電図からは可能性が低い。第三に癲癇だが、総合的にみて可能性は低い。残る可能性は自律神経が一時的にバランスを崩した結果意識がなくなったということだが、断言は出来ない。結局、発作の起こった時に診てみないとはっきりしたことは分からない、今度倒れたら救急車で運んで来い、とのご託宣。まずは一安心ということかと勝手に解釈している。
この事故で良かったことが一つある。晩酌を休止したことである。結婚いらい一年365日、一日も欠かさなかった晩酌をここ数日止めている。「止めた!」ということではない。「止める!」と決心した訳でもない。何日間か休止しているというだけのことではあるが・・・(2012.02.06)