3月31日（土）　　　　古稀の祝い
　　かねてからお気に入りの日本料理店。東京から帰省した長男が、古稀祝いの食事会を催してくれた。長男家族4人と我々夫婦、6人の楽しい食事会だった。ただ、料理の様子が一変していて馴染めなかったのが心残りではあった。料理長がかわったのかもしれない。
　　30歳前後の若い頃、身体が弱くて入退院を繰り返していた時期があった。心も弱くなっていた。職場復帰出来るのだろうか、まともに仕事が出来るのだろうか、不安ばかりが大きかった。定年まで無事に働けるとはとても思っていなかった。
　　それがこうして70歳までも生き延びてしまった。あの頃を思えば、すでにして付録みたいな人生である。これからも無理をせず、悩まず、楽しく、てげてげに生きてゆこうと思う。

4月1日（日）　　　　産業カウンセラー養成講座
　　産業カウンセラー養成講座の開講が一週間後に迫った。その運営会議が福岡であった。出席者の意見の中から、色々と学ぶことも多かった。

4月2日（月）　　　　花見
　　ここ2～3日の陽気で、北九州でも桜が一斉に開花していると聞いた。会社の昼休み、500円の弁当とペットボトルを手に、若い社員と一緒に花見としゃれこんだ。場所は歩いてすぐの小倉城だ。
　　平日の昼間というのに、弁当を広げた団体をあちこちに見かけた。それよりも目立ったのは、どの桜の木の下にも敷き詰められた、青い無人のビニールシートだった。夜のための場所とりだ。今夜はあちことで賑やかな花見の宴が繰り広げられることだろう。
　　45分間の昼休み時間ではゆっくりも出来ない。そそくさと弁当を片付けて帰社した、忙しい花見だった。

4月3日（火）　　　　春の嵐
　　昨日の陽気とは様変わり、横殴りの雨が降ったり、強風に煽られたり、気温も一気に下がった。台風並みの春の嵐だという。日本海で発達した低気圧が原因だとか。テレビでは各地の被害の様子を次々に流していた。
　　こんな気候の急変も、地球温暖化と関係があるのかもしれない。

4月4日（水）　　　　発熱
　　オーストラリアに住んでいる孫（男の子）の7歳の誕生日である。誕生祝いの電話をした。ところが孫は40度の熱を出して寝込んでいるという。妻は心配して、病院には行ったか、薬は飲ませたか、と色々聞いていた。
　　嫁の話では、病院で医者に見せたら、裸にされて水をかけられたらしい。「えっ」と驚いたが、お国によって病気の治療法も大きく異なるようだ。

4月5日（木）　　　　開講に備えて
　　明後日から産業カウンセラー養成講座が始まる。夕方18時半から、福岡教室の実技指導者12人で打合せ会をやった。初日のファシリテーターを担当することになった。
　　出来るだけのことをしよう。自分の能力を超えたことまでやろうと思うまい。（2012.04.06）