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てげてげブログ
2009-12-03

114)流行語大賞 2009.12.3

  一昨日、「ユーキャン新語・流行語大賞」の発表があったという。今年の大賞は「政権交代」だそうな。これについては単なる時事用語ではないかという外野席の批判も相当にあるらしい。たしかに昨年のお笑い芸人による「グー!」とか、一昨年の宮崎県知事による「どげんかせんといかん」に比べると輝きがない。

  先般の総選挙において、新聞・テレビなどマスコミ界はあげて民主党びいきであった(ごく少数の例外はあったかもしれないが)。そのマスコミが大合唱したのが政権交代という言葉だった。政権交代、政権交代と耳にたこができるほどに聞かされた。政権が交代しさえすれば、それだけで明るい未来が開けるかのごとく喧伝された。
  マニフェスト選択選挙だって?そんなことはない。子供のいる人が「こども手当」に惹かれたかもしれない、農家の人は「農家戸別補償」に魅力を感じたかもしれない、マイカー族は「高速道路無料化」に心動いたかもしれない。しかし単にそれだけのことではないか。それで日本の国全体がどうなるのか、突き詰めて考えた上で投票した人はごくごく少数派だったはずだ。
  今回の総選挙については-----ただただマスコミの「政権交代」という言葉に国民が踊らされた結果に過ぎない-----と私は思っている。だからそんな言葉に賞など受ける資格があるんかいなと思ってしまう。

  政権交代はマスコミの思惑通りに実現した。さあ、これからどんな素晴らしい未来が開けるのだろうか。せっかく貰った大賞だ。大賞の名に相応しい、輝ける未来の日本を期待したい。
  民主党の議員さん、たった一人の人間の顔色を窺って右往左往することなく、国民全体の幸せのために頑張ってちょ!!

  
  

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