2013-03-25
453) 中欧を旅する(10)
オーストリア基礎知識
通貨 ユーロ
人口 840万人
言葉 ドウツ語
首都 ウィーン(人口 170万人)
終日『音楽の都』や『森の都』と称される古都ウィーン観光の日。主な観光施設を記す。
〇ベルヴェデーレ宮殿
上宮と下宮に分かれたバロック様式の豪華な宮殿。オスマントルコ朝軍がウィーンに攻め込んだ時、総司令官として活躍した英雄オイゲン公の夏の離宮として18世紀初頭に建てられた。現在はオーストリア・ギャラリーとして、芸術作品の展示を行っている。特に上宮では、グスタフ・クリムトの『接吻』『エディト』やエゴン・シーレの『死と乙女』といった傑作が一堂に会する。
私たちのツアーは一般公開前の時間に入館し、ゆっくりと鑑賞させてもらった。
〇シェーンブルン宮殿
17世紀末に建てられた、ハプスブルグ家の夏の宮殿。女帝マリア・テrジアや少女期のマリー・アントワネットもここに住んでいた。1814年にはウィーン会議が開催された。外観はビビッドな黄色で統一されたバロック形式で、宮殿内はロココ調の豪華な雰囲気、さらに宮殿前のバロック庭園は、総面積が1.7平方キロもあり、みごたえ十分。
私たちのツアーは計40室を見学するグランドツアーに加え、通常見ることの出来ないベルグルの間というのも見て回ったが、豪華な部屋ばかりが多すぎて、何が何やら忘却してしまった。庭はべらぼうに広かった。
〇国立劇場、王宮、市庁舎
車窓からの見学。
〇昼食
老舗のレストランで、名物のウィンナー・シュニッツェル(ウィーン風カツレツ)を食べる。ボリュームがあり過ぎて私が半分、妻は4分の1しか食べられなかった。外国人の胃袋にあらためて畏敬の念を覚える。
レストラン2階の特別室の天井は、このレストランに来た有名人のサインが所狭しと埋まっていた。日本人の署名もいくつか見つけた。女優米倉涼子のサインが印象に残っている。
〇自由行動
ゆっくり昼食を済ませた後、添乗員に聖シュテファン大聖堂まで連れて行ってもらって、そこで解散。あとは苦手な自由行動となった。地図を片手にオペラ座まで歩き、客引きに外に出ていた劇団員と一緒に写真を撮ったりしながら、王宮まで歩く。王宮の中では添乗員が薦めていたシシィ博物館に入ろうとしたが、16時でもう閉館になっていた。
さらに街をぶらつき、ウィンドウショッピングしながら、モーツァルトチョコレートや小物などのお土産を買った。オーストリアのユーロだけでなく、残っていたハンガリーの紙幣やチェコの紙幣も全部使い切った。
ホテルまではトラムで帰ろうかとも思ったが、安全だというタクシーにした。無事にホテルに着いて部屋で軽食の夕食を済ませた。
第7日目および第8日目 (3月3日・日 ~ 3月4日・月)
ウィーン国際空港発 13:10
成田空港着 8:25
成田空港発 10:25
福岡空港着 12:35 (2013.03.25)