2014-04-10
577) 将軍様カット
エッ、マジカヨ・・・である。短く、高く刈り上げた頭のてっぺんに、七三に分けた髪。同じ将軍様カットの若者が見渡す限り、あちらにも、こちらにも・・・。異様な風景だ。ホンマにそんなケッタイナ命令を出したのかいな、と信じられない。
北朝鮮といえば、数日前に、これもインターネットで見た北朝鮮のニュースにはショックを受けた。プリントアウトして取っておいた。朝鮮日報日本語版のニュースである。転記する。
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北朝鮮で昨年12月に処刑された張成沢（チャン・ソンテク）元国防副委員長の追従者とみられる朝鮮労働党幹部200人以上が4月15日前後に処刑され、その家族1000人が収容所に送られることが分かった。処刑などに必要な準備作業もつい先日終了したという。処刑が行われる4月15日は故・金日成（キム・イルソン）主席の誕生日だ。 （・・・中略・・・）
消息筋は「今回の処刑対象者には、かって朝鮮労働党行政部や国防委員会などで張成沢氏から直接の指示を受けていた党、政府、軍の幹部200人が含まれている」「処刑は姜健総合軍官学校の実弾射撃場に党、政府、軍の幹部らを集めた上で行われると聞いた」とも明らかにした。
多くの幹部を集めて処刑の場をあえて見せる理由は、今年になって世襲3年目となる金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党第1書記が自らの権力基盤を強化するため、無条件の忠誠を示さなければどうなるかを示す意図があるものと考えられる。あえて衝撃を与えることで、自分への絶対的な忠誠をあらためて求めているようだ。
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記事の内容がすべて真実かどうかは知らない。しかし韓国最大の発行部数をもつ朝鮮日報が報じているのだから、全くの嘘でもあるまいと思う。恐ろしい国である。
将軍様カットの話といい、処刑の話といい、それが本当だとすれば、独裁者金正恩は、ものごとを判断する上でのバランス感覚をすでに失っているのではないか。独裁者のバランスが狂ったとしたら・・・恐ろしいことである。（2014.04.10）
