597) メジャーリーグ
アメリカ大リーグ(今はメジャーリーグと呼ぶようだ)にさして関心がある訳じゃない。詳しくもない。しかし毎朝、新聞を開くと日本人選手の活躍ぶりが目に飛び込んでくる。
つい数日前にはダルビッシュ有投手(テキサス・レンジャーズ)がノーヒットノーラン試合を達成する寸前で、最後の打者にヒットを打たれたというニュースが目を引いた。昨年も最後の打者に打たれて完全試合を逃がした惜しい試合があった。
怪我のため開幕に間に合わず、出遅れていた岩隈久志投手(シアトル・マリナーズ)は、最近3試合に投げて2勝、勝ち星のつかなかった試合も含めてほとんど点をとられていないのじゃなかろうか。
黒田博樹投手(ニューヨーク・ヤンキース)は、なななか勝ち星に恵まれないが、登板の都度、好投を続けている。
これも怪我のため長いこと苦しんでいた松坂大輔投手(ニューヨーク・メッツ)は、不本意な中継ぎにまわりながらも勝ち星をあげ、蘇りつつあるようだ。
上原浩治投手(ボストン・レッドソックス)は、今年もおさえのエースとしてきっちり役目を果たしている。
打者では青木宣親選手(カンザスシティ・ロイヤルズ)が頑張っているし、腰痛でこのところ欠場しているベテラン、イチロー選手(ニューヨーク・ヤンキース)だって、まだまだ攻守走で活躍できそうだ。
少年時代、小学生か中学生の頃を思い出す。数年おきにアメリカ大リーグが日本に遠征してきた。夫人同伴で、京都や奈良を観光しながら、片手間のように日米親善試合、数試合をこなして帰った。日本チームは全日本選抜チームを編成して懸命に戦ったが、全く歯が立たなかった。大リーグは全日本チームを相手に、赤子の手を捻るように簡単に全勝して帰国していった。・・・そんな幼い頃の記憶が残っている。
日本のプロ野球選手も成長したものである。本場アメリカに日本のプロ野球のレベルが接近した、というべきかもしれない。(2014.05.16)
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