613) 生き別れた息子
最近は貴女に関する報道も少なくなったのですが、1週間ほど前には貴女が全ての論文の撤回に同意したという記事を目にしました。さぞかし残念だったことと思います。そして今朝は「小保方氏が検証実験に立ち会い」という記事を見かけました。
再現実験への参加は貴女自身が強く希望していたことですし、実験に立ち会うことが出来るようになって良かったですね。「実験材料などには直接触れない約束」などと、どうも本格的な実験参加とはニュアンスが違うようではありますが・・・。
それにしてもSTAP細胞の存在を巡る動きには不思議なことが少なくありません。
小保方さんがテレビの前であれだけはっきりと「STAP細胞はあります。私は200回も実験に成功しています」と明言しているのですし、それが全くの嘘八百であるとは私にはどうしても思えないのです。(人を信じ過ぎるのが私の欠点ではあるのですが・・・)
それなのに小保方さんの周りは敵だらけ、誰も味方してくれない様子なのが不思議のひとつです。少なくとも研究仲間である理化学研究所の内部からは、温かい援護の言葉を述べる人が何人かいてもいいと思うのです。だけど不正であるとか、捏造であるといった言葉しか出てきません。それとも小保方さんはそんなにも仲間に嫌われていたのでしょうか。あるいは科学者の世界というのは、他人の成功を妬み、失敗を喜ぶ、妬みや嫉みが渦巻く嫌らしい世界なのでしょうか。
不思議のふたつめは再現実験のやりかたです。本人が出来た、独自のレシピがあるというのですから、再現実験にはその当人を参加させ、証明させるのが当然の成り行きだと思うのです。しかしなかなかそういう動きにならないのが不思議なのです。理化学研究所は本当は実験の成功を望んでいないのではないかとさえ思えてきます。
今朝のニュースでは、小保方さんの最近の言葉として「生き別れた息子(STAP細胞)を早く捜しに行きたい」という言葉が紹介されていました。早く息子が見つかることを陰ながら祈っています。悪くてもやっと見つけた息子は猿の子供だったということのないように。(2014.06.11)