昨夜は同期入社の会があった。1965年4月、『安川電機製作所』という電機メーカーに一緒に入社した者の会である。65会と称している。

盃を傾けながら、それぞれ勝手に話がはずんでいた。在職中のことはあまり話題にならない。今の生活ぶりが話題の中心だ。

ボランティアで北九州市の観光案内をやっている友がいる。仲間を集って竹林の手入れと筍栽培に精出している友がいる。国や県の委託を受けて、中小企業の技術指導に携わっている友がいる。町内会連合会の会長に推されて忙しい友がいる。郷里に帰って村おこし活動に励んでいる友がいる。毎日のウォーキングで体を鍛えている友がいる。図書館に通い読書で脳を鍛えている友がいる。

面白い駄洒落を聞いた。齢をとって必要なのは、「きょうよう」と「きょういく」だという。

「きょうよう」とは今日の用事、「きょういく」とは今日行くところ。

私の場合には、毎日会社に出ているいるので、否応なくこの二つをこなしていることになる。ありがたいことである。（2015.03.06）