昨日のテレビでは北京の映像が繰り返し映し出された。

白い霧にかすむ高層ビル街

足早に歩くマスク姿の通行人

以下は今朝のネットニュース（朝日新聞デジタル）である。

『　　　　＝北京のPM2.5、市民生活直撃　　警報初の最高レベルに＝

中国・北京市は8日、深刻な大気汚染に備えて初めて出した最高レベルの「赤色警報」に基づき、約半数の車の走行を禁じたり、学校を休校にしたりする大規模な対策を講じた。微小粒子状物質PM2.5問題が市民生活に直接、大きな影響を与える局面は今後も続きそうだ。・・・・・汚染の原因ガスを出す北京市や周辺の工場は操業停止になったほか、屋外の工事もすべて止められた　　　　　』

何かの国際会議の前にガス発生源を強制的に操業停止して

外国から訪れたお客さん達にエエカッコしてみせたのは

つい最近のことだったような気がする。

根本原因をそのままで対症療法を繰り返してもなぁ、と思う。

余計なお世話ではある。

ちかごろは霞んだ空を見ると

中国から訪れたPM2.5のせいだなと思うようになった。

北京で大騒ぎしている割には何故か今日の空は青い。

風向きが日本とは反対側に流れているのかもしれない。

他国の領海を犯したり空気を汚染したり

あっちにもこっちにも迷惑かけて

隣の大国は忙しい。　　　　（2015.12.09）

　　　　画像：今日の青い空