2016-02-24
872) 決算
会社を設立してから11年が経過した。
事業としては全く未知の分野への挑戦だった。
毎日が手探りの連続だった。
設立当初から経営は厳しかった。
初年度、赤字決算でスタートした。
ばかりか、当初数年間は毎年赤字を積み重ねた。
累積した赤字が資本金を超える寸前のところまでいった。
そのままあと1年赤字が続いていら確実にそうなっていた。
自分の家屋敷を担保に入れることを真剣に考えた。
そのころ、毎日、赤字のことを考えない日はなかった。
悩む姿を社員には見せられず、平気を装った。
そんなぎりぎりの段階で、会社は黒字に反転した。
事業内容を絞ったことや経費を見直したことが効いた。
少ないながら黒字決算が出来るようになった。
しかし設立当初の赤字を埋めるまでには時間がかかった。
今年度当初、多くはないものの、まだ赤字が残っていた。
「累積赤字の解消」、それが今年度の最大の目標だった。
残すところ1ヶ月、その目標が実現出来そうな見通しになった。
社員全員の懸命な頑張りと併せて、
お客様(求職者、求人者)のご支援あってのお蔭である。
みなさん、本当にありがとうございます。(2016.02.24)