本日は人材派遣事業に関する説明会があった。

10時半から15時まで、2部に分けて行われた。

主催は『福岡労働局職業安定部需給調整事業課』である。

（需給調整事業課という命名は何とも好きになれない。）

説明会の趣旨を案内状から拾ってみる。

第1部は許可申請の説明会。

『　この説明会では、新規許可に限らず、許可有効期間の更新手続きについても説明いたします。また、必要な書類、資産要件や教育訓練等の許可要件を説明いたします。』

第2部は事業報告書の書き方説明会。

『　労働者派遣事業報告書は、「年度報告」と「6月1日現在の報告」の一本化や提出時期の変更、また、報告内容もこれまでの政令業務中心から職業分類別の報告、教育訓練の実施状況等、大幅な変更が行われました。説明会では、新しい事業報告書の書き方や手続を説明いたします。』

人材派遣法は1986年の誕生以来30年。時代の変化とともに大幅に規制緩和が進んだり、一方では行き過ぎの弊害も生まれて、各種の制限が加えられたという歴史をもつ。今回の法改正は規制強化の流れに乗るものだ。

今回の改正で、まことに面倒な事業報告書の提出が義務づけられることになった。今日はその説明会だった。細かくて面倒で3時間の説明会が終わった時には頭が痛くなった。いやいや、報告書を作成するこれからの方がもっと頭が痛くなることだろう。（2016.02.23）