2016-04-25
909) 地震対策
熊本地震は震度7の「前震」というのがあって
その後にさらに規模の大きい「本震」が襲ってきた。
そのうえ、今でもまだ強い「余震」が続いている。
被災者の不安は如何ほどのものか
我々の想像をはるかに超えるものだろう。
振り返って我が家では何一つ地震への備えをしていない。
一つには何の根拠もない勝手な思い込みによるものだ。
北九州には天災が来ないものという思い込みがある。
台風も来ない、洪水もない、地震も来ない。
二つには面倒くさがりの性格によるものだ。
来るかどうか分からない地震のために手間をかけたくない。
三つ目は何でも運命と諦める性分に帰するだろう。
備えをしてもしなくても、死ぬときは死ぬ、助かる時は助かる。
しかし、おとなりの熊本県の大被害でそうもゆかなくなった。
報道に触発されて、妻も不安を口にするようになった。
遅ればせながら昨日は少しばかり地震対策に手を付けた。
非常の際のために、大きめの懐中電灯を備え付けた。
ホームセンターで家具の倒壊防止用のつっかい棒を買った。
背の高い本棚や飾り棚、食器棚などに設置した。
どれほどの効果があるものかわからない。
ないよりはましだろう、といった程度の気持ちだ。
一方にはまだ、北九州と地震は無縁だと思う私がいる。
(2016.04.25)