2016-06-16
938) 舛添劇場
国民を興奮させていた舛添劇場がついに幕を閉じた。
取り上げられたのは、せこい小さな問題の数々だった。
調査を依頼された弁護士は違法性はないと報告した。
だが舛添氏が答弁すればするだけ国民は怒った。
最後には、信じられないような粘り腰を見せたが
世論はついに彼を辞任に追い込んだ。
最初は週刊誌が火をつけた。
テレビのワイドショーがその火をさらに燃え盛らせた。
この間には秘められた過去のプライバシーが暴露された。
3回の結婚歴、5人の子持ち、加えて4人の愛人歴。
離婚理由としてあげられたというDVの性癖。
国民の怒りはそんな私生活にも向けられたのかもしれない。
現代、著名人にとって最も怖いのは週刊誌とテレビだろうか。
(2016.06.16)