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てげてげブログ
2016-11-14

1004) JR遅延

11月11日の毎日新聞夕刊のトップ記事を引用する。

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見出し 『JR九州 3県不通』 『鹿児島・長崎線 各地で架線損傷』

リード文 『11日午前、JR鹿児島線と同長崎線で架線切断や列車のパンタグラフ損傷などの異常が見つかった。同日午後1時現在、鹿児島線は門司港ー鳥栖間(約110キロ)の上下線、長崎線は鳥栖ー肥前山口間(約40キロ)の上下線で運転を見合わせており、再開の見通しは立っていない。通勤・通学に大きく影響し、遅れは佐世保、日豊、久大各線に及んでいる。JR九州は原因は調査中だとしている。』

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11日、金曜日、いつもの時間に出勤した。折尾駅7時44分発の普通電車。2分遅れだったが、いつものことであり、その時点では何の異常も感じなかった。数分間走って八幡駅に着いた。八幡駅で停車したまま動かなくなった。

車内放送や構内放送で、博多より遠方のどこかで架線が切れているのが見つかったのでどうのこうのという説明が始まった。そんな放送を聞いても、現場はここから遠い所だし、架線の修復ぐらいすぐに直るだろうと思った。

ところが電車は一向に動かない。結局2時間半も遅れて小倉駅に到着した。復旧見通しを早く報せてくれれば、バスに乗り換えるのだったのに、と悔いても後の祭りだった。


夕方、早く帰宅しなければいけなかった。駅に着いたら改札口に人が群れていた。駅員が何やら説明していた。要するに点検中だが、いつ復旧するか判らないということのようだ。今朝の事故をまだ引き摺っているらしい。

朝の記憶がまだ生々しく残っている。これはいつまで待たされるか分からないと、即、電車を諦めてバス停に向かった。

丁度やってきた折尾行きのバスに乗った。乗ってはみたものの、その時間のかかることに驚いた。道路渋滞の上に、少し走ったらすぐにバス停だ。結局帰り着いたのは、予定より1時間半遅れだった。


JRに苦しめられた一日だった。ついつい恨み節も言いたくなる。

電車にとって架線やパンタグラフは生命線のはずだ。架線切れやパンタグラフ損傷など、あってはならない事故だろうと思う。日頃の点検、メンテナンスで絶対に防止すべき事故なのではあるまいか。JR九州は少し弛んでいるのではないか。

JR九州は黒字だけど、本業の鉄道部門は赤字だと新聞で読んだ記憶がある。不動産部門などの多角化で儲けているのだとか。赤字の鉄道部門にあまりお金はかけられない、というのでメンテナンス費用も削減されているのかもしれない。だとすれば安全上は恐ろしいことだ。(2016.11.14)



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