2017-04-19
1040) 藤沢周平
今、藤沢周平の小説にはまっている。
本屋で平積みになった文庫本が目に付いたのがきっかけだ。
「獄医立花登手控え」シリーズの第一巻と第二巻である。
期待以上、まことに面白かった。
全編繋がってはいるものの、一作ずつが短編の読みきりになっているので非常に読み易い。
第三巻と第四巻が4月に刊行されるとのことで首を長くして待っているところである。
昔々、若い頃にも藤沢周平の小説をいくつか読んだ記憶がある。
その中でも「三屋清左衛門残日録」は今でも印象に残っている。
読んでいない作品を選ぼうと思って買ったが「蝉しぐれ 上・下巻」は読んでいた。
再読したが、半ばは忘れているので古い記憶を思い出しながら読むのも結構面白い。
「霧の果て 神谷玄次郎捕物控」をこれから読む。
しばらくは藤沢周平の文庫本で退屈しのぎが出来そうだ。
(2017.04.09)