1092) 伝説
台風で1日順延になった夏の甲子園大会が今日から始まる。そして初日の今日、さっそく福岡代表の東筑高校が登場する。
今朝の出勤時、小倉駅改札口の横で「東筑応援ツアー」の受付をしていて、既に20~30人ほどの列が出来ていた。ほんの一瞬ではあるが、自分も並ぼうかという気になった。東筑高校が自宅から近いことや息子が昔通っていた高校だという親近感が、一瞬ではあれそんな気にさせたのだろう。もちろん並ぶこともなく、横目で見ながら通り過ぎた。
話は飛ぶ。東筑高校野球部には「石田伝説」というのがあるという。以下は7月29日付西日本スポーツ新聞の記事の一部である。
見出し 『東筑の石田伝説 夏21年ぶり甲子園』
『 「伝説」は生きていた! 福岡大会決勝は、東筑が春夏連続出場を目指す福岡大大濠に3-1で逆転勝ちし、1996年以来21年ぶり6度目の夏の甲子園出場を決めた。私学強豪を次々と破る原動力となった2年生右腕の石田旭昇が完投。今大会一人で832球を投げ抜き、ついに選抜大会8強の「本命」も撃破した。過去5度の夏の甲子園出場のうち、3度を「エース石田」で達成。4代目のエースに引っ張られた伝統校が憧れの大舞台で旋風を起こす。 』
ついでのことに東筑高校の夏の甲子園出場年とエースの名前を調べてみた。
1回目 1953年 (仰木 彬)
2回目 1972年 石田 義幸
3回目 1978年 石田 大介
4回目 1987年 (山内 徳一)
5回目 1996年 石田 康孝
6回目 2017年 石田 旭昇
去年まで「過去5度のうち3度」だったものが、今年からは「過去6度のうち4度」と、石田伝説の濃度がさらに濃くなるわけで・・・今後、甲子園を目指す石田性のピッチャーが東筑高校に集まってくるかもしれない(?)
(2017.08.08)