西日本豪雨が襲ってから一週間が経過する。豪雨は西日本各地に甚大な被害をもたらした。被災地では行方不明者の捜索と並行して、すでに復旧作業が始まっている。おりからの猛暑が捜索活動や復旧活動を邪魔しなければいいがと思う。

家屋の倒壊や浸水の被害の大きさやその復旧に要する時間と労力。考えると気の遠くなる思いがする。自分が被害者だったとしたら、この高齢、茫然自失として復旧に向けた気力が湧かないのじゃないかと思う。さらに突然の豪雨で不幸にも亡くなった人のことに思いを致すと言葉を失ってしまう。

報道される被害者（死者）の数は日を追って増えている。豪雨直後の数人から数10人、そして100人を超え、最近の報道では200人を超える報道も目にするようになった。それにしても報道機関によって死者の数がバラバラなのはどうしてなのだろうか。170数名、180数名、200名超と、どれを信じたらいいのかわからない。肝心な被害者数がはっきり掴めないほどに現地は混乱しているということだろうか。どこかが責任をもって取り纏めてくれたらいいのにと思う。（2018.07.13）