2020-06-22
1242)失神
なかで「突然の失神・昏倒」は、心配な、気になる現象の一つである。
近年、1回のみならず2回もこの「突然の失神・昏倒」に襲われた。
最初は4~5年前、家で食事をしている最中に襲ってきた。
食事中、何の前触れもなく、突然スーッと記憶が薄れた。
そのまま記憶がなくなって、椅子から転げ落ちた。
じきに気が付いたので、妻の勧めも聞かず、病院には行かなかった。
そのことは、しばらくそのまま忘れていた。
それから2年ほど経って、今度は大勢の人の前で昏倒したのである。
スーパーのレジで精算している妻を待つ間に記憶がなくなった。
立っていたので、突然大きな音を立てて仰向けに倒れたらしい。
店員さんが救急車を呼んでくれて、救急病院に運び込まれた。
原因はわからないまま、その日のうちに退院した。
最初は軽く考えていたが、2回も続くと不安になった。
何か原因があるはずだ・・・当然そう思った。
大きな病院を紹介してもらって、脳の精密検査を受けた。
しかし原因はいっこうに判然としない。
2度あることは3度あるとか・・・3回目が襲ってきたら?
今度転倒したのが危険な場所だったり、人目のない所だったら?
不安はあるが、打つ手がない。
だから、てげてげに二つの気持ちをない混ぜながら日々を過ごしている。
大事には至るまい、という全く根拠のない安心感が半分、
大事に至ったら、至っても仕方がないという開き直りが半分。
(2020/6/22)