2020-07-01
1245)延命治療
傍に妻がいない今、死について考えることが多くなった。
突然ふっと、死のこと、死後のことが頭に浮かんだりする。
俗に言われる通り、ピンピンコロリと逝くのが一番望ましい。
しかし自分の思い通りに事が運ぶかどうかはわからない。
難病に襲われるかもしれないし、寝たきりになるかもしれない。
どこまで医療に頼るのか、終末期医療には難しい問題があると聞いている。
私自身は、治る見込みのない延命治療は拒否したいと思っている。
しかし一連の治療のどこからが延命治療か、判断は難しいのかもしれない。
延命治療といっても色んなステップがあるのかもしれない。
罹った病気によっても違うのかもしれない。
治療の一つ一つに具体的な判断作業が必要なのかもしれない。
ところが、そんな微妙な気持ちを伝えておきたい妻が傍にいない。
自分で伝えようにも、その時私自身は判断力を失っているかもしれない。
文書で残しておくのが確実な方法だろうとは推測できる。
そのことを含めて、自らの意思を死後に残す方法を勉強してみたいと思う。
(2020/7/1)