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てげてげブログ
2023-05-19

1264)庭木の剪定、どうする?

 毎朝、朝食をとりながら、目の前の庭木が目に入り、憂鬱な気分に襲われる。上に横に斜めにと木は夫々思い思いに伸び放題、ジャングルのように(と言うほどに広い庭ではないのだが・・)なっている。

 昨年、費用をケチって植木屋に剪定を頼まなかったせいだ。1回10万円の費用が勿体ないと思い、毎年頼んでいた剪定を1年おきにすることにしたのだ。2年も放っておくと生きた木の伸びはすさまじい。宅地の周りの生け垣も伸び放題、まるで無人の屋敷のようだ。

 そして今、やっぱり毎年植木屋を頼もうかという気になりつつある。2年に1回ずつ10万円節約すると年にならすと5万円の節約。自分があと5年生きたとしてトータル25万円、10年でも50万円。みっともない姿を晒すよりいいんじゃないか、そんな気分になってきた。


 若い頃は休日を何日か使って、脚立に跨ってどの木も自分で剪定していたものだった。歳をとって脚立に上るのが怖くなってきた。知人が脚立から落ちて亡くなったという噂も聞いた。そして何時のころからか植木屋に頼むようになった。

 思い出せば昔は元気があった。植木の剪定ばかりではない。宅地の周りを囲ったフェンスは妻と二人で築いたものだ。セメントを練り、ブロックを積み、平衡器を眺め眺めしながら、その上にフェンスを取り付けていった。休みのたびに何か月もかかった。今の家に引っ越して間もなくだから、もう30年以上になる。見事な出来栄えだと周囲の人に褒められた。そのフェンスは30年後の今、ちっともくるいがない。よくあんな工事を自分でやったものだと思う。

 いつの間にか、追憶と自慢話になってしまった。これも加齢のせいだうか。

              (2023/05/19)

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