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てげてげブログ
2023-06-06

1276)65同期会に引き続き

 昨日は65同期会のこと、そして今日はその続きについて。65会奄美大島旅行の〆は、6月22日の午後に鹿児島空港着、空港からバスで鹿児島中央駅に移動、そして夕刻流れ解散だ。

 久し振りに鹿児島に行くんだからと欲が出た。中学時代の同級生に「会いたいね」と電話してみた。早速彼が手配してくれて、22日夜、男女合わせて6人が集まることになったという。かくして会社の同期会に続いて、中学の同窓会ということにあいなった次第。22日はそのまま泊まることにしてホテルの手配を済ませた。


 私の郷里は鹿児島、大隅半島の先端に位置する内之浦町という、町村合併で名前の消滅した田舎町である。その町の内之浦中学が私の母校だ。私たちの学年は4クラス200人以上いたが、今は各学年1クラス、全校生徒合わせても数十人しかいないらしい。

 いまは過疎化で騒いでいるが、昔から辺鄙なところだった。当時内之浦から県庁のある鹿児島市に行くのには5時間以上を要した。曲がりくねったガタガタの悪路をバスで4時間、バスが着いた垂水から船で鹿児島港まで1時間、さらに港から目的の場所まで移動する時間も必要だった。

 また辺鄙なために、各人の自宅から通学できる高校が存在しなかった。高校に進学するには下宿しなければならない。だから経済的にある程度余裕のある家庭でないと進学できない。成績のいい優秀な生徒が進学を断念して大阪へ、名古屋へ、東京へと集団就職していった。200余人の卒業生のうち、高校に進学したのは40~50人だったと思う。


 その内之浦を出て、現在鹿児島市に居を構える同級生が10人内外いる。本人の健康や家族の介護など、家を留守に出来ない人も何人かいるという。そんな中、突然のことなのに、6人も集まってくれるというのは有難いことである。昔話に花を咲かせ、旧交を温めてきたいと少年のように期待を膨らませる私である。

                 (2023/06/06)

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