今朝の読売新聞一面に「マスク姿　博多駅前減75％」と題した、写真付きの記事が掲載されていた。コロナウィルスの感染法上の分類が「5類」に引き下げられて8日で1ヶ月となったのを機に、近頃流行りのAI（人工知能）で分析したものだという。7日朝、通勤時間帯の8時から15分間、実際に動画で撮影した映像を専門家が分析したそうだから、多分実情を反映している数字だろう。

　結果、博多駅前では着用率75％で1か月前よりも9ポイント低下したという。一方で太宰府天満宮での日曜日の着用率は、58％だったと載っている。太宰府の数字にはマスクをあまり着用しない外国人観光客が相当数含まれていると予想されるので、単純な比較はできないだろうと思う。

　牛歩のごとく遅い歩みではあっても、少しずつマスク非着用の同志が増えてくれるのは私としては心強い。

　一方でコロナの感染状況が穏やかな増加傾向にあるとか、福岡市の中学・高校で運動会のあとコロナ感染者が急増して休校になったとか、気になるニュースもちらほら耳にする。この迷惑なお客さんが早く立ち去ってくれることを希っている。

　　　　　　　　　　　　　　　　（2023/06/08）