妻が入居しているグループホームが閉所することになり、やむなく新たなホームに移ることになった。今度のホームはベッドが備え付けなので、現在使っている介護用のベッドが不要になった。立派なベッドなので、家に持ち帰ることにした。しかし家の中にはベッドを置くスペースがない。そこで私と妻が昔から使っていた畳敷きの古いベッド2台を捨てることにした。

　市の粗大ごみセンターに電話して、粗大ごみ廃棄の手続きを済ませた。コンビニで所定のチケットも買った。あとは不要になったベッドを所定の日に玄関前に出すだけだ。ところが物が大きくて一人では搬出できない。

　以前耳にしたことのある、町内の「ちょこっと応援隊」に頼むことにした。いつも顔を出してくれる町内会の世話人さんに相談したら、すぐに手配してくれた。世話人さんと一緒に応援隊の隊長さんが現場を見に来てくれた。見積もりの結果、費用は3500円。そのチケットを購入して、後は実行の日を待つばかりになった。

　隊長さんはかなりの年配（私より何歳か高齢だろう）だった。ちょこっと応援隊というのは、引退した高齢者の活用というか、生きがいの組織なのかもしれないとふと思ったのだが、どうだか知らない。いずれにしろ、私が知らないだけで、町内会には色々と便利な仕組みがあるようだ。

　　　　　　　　　　　　　　（2023/11/20）