1. 薬剤師の求人・転職TOP
  2. てげてげブログ
てげてげブログ
2024-05-27

1489)大相撲

 大相撲5月場所が昨日、15日間の幕を閉じた。わずか1年前に初土俵を踏み、初土俵からまだ7場所目の「大の里」が優勝した。初土俵から7場所目の優勝というのはダントツの史上最速だという。早すぎて髪が伸びるのが追い付かずに、まだ髷も結えていない力士である。たまたま運が良かったからの優勝ではないようだ。新入幕の1月場所が11勝の準優勝、次の3月場所も11勝で準優勝、そして今場所が12勝3敗の優勝。1年後には横綱「大の里」が生まれているような気がする。


 昔はテレビにかじりついて大相撲実況を見ていた。幕内全力士の星取表が頭の中に入っていた。何時のころからか、相撲の実況放送を全然見なくなった。横綱も大関も、その他の上位陣も、その殆どをモンゴル陣が占めていた時期と符合するかもしれない。「大の里」や大関「琴桜」の活躍は、私の大相撲への興味を再び呼び戻してくれるかもしれない。


 あらためて今場所の星取表を眺めていて、驚いたことがある。休場者がやたらに多いことである。横綱の「照ノ富士」を先頭に、全休の力士、途中休場の力士、星取表に「ややや・・・」の表示がある力士が合わせて8人を数えた。幕内全力士42人中の8人、5人に1人が怪我をして休んでいる勘定になる。昔はこんなに休場者が多くはなかった・・と記憶している。また他のスポーツと比べても、格段に多いのではないか・・と思うのだが(?)


 原因が何処にあるのかはしらない。稽古が足りないからだという識者もいる、負けたら休むという気持ちの問題だという人もいる。

 もしかしたら力士の体格が昔より大型になったからではないかと私は思う。昔は筋肉質、やせ形の力士も結構いたような印象がある。今はあんこ型の大型力士揃いだ。大型力士同士が頭からぶつかり合う相撲では、怪我は避けられない宿命なのかもしれない、と思ったりする。

              (2024/05/27)

>> ブログ記事一覧へ